目黒の桜・三景

今日の昼過ぎ、目黒雅叙園付近の桜を見物して来ました。
朝の雨が嘘のように晴れ渡り、ジャケットを着ていると暑いくらいです。
仕事をサボって、もとへ、散歩しているサラリーマンが大勢います(笑)
私もその中に混ざって撮影してきました。

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桜とアルコタワー(設計:日建設計、1991年竣工)。
何故このように高層化する必要があったのか、かねがね非常に疑問に思っていますが、外壁のタイルデザインは秀逸です。

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桜の花と蕾。開く前の方が紅色が強いですね。

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根元をピンコロ石で敷き詰められて悲鳴を上げている桜の樹。
「ナニクソ!」とばかり根が石を押し上げています。
自然の力は凄いですね!

縁日

今夜の夕食、行きつけの蕎麦屋へ行くと、目黒不動尊の参道に屋台が並んでいます。
スッカリ忘れていましたが、毎月28日が縁日なのでした。
そこで食後に縁日を散策することに。
ソメイヨシノが大分咲き始めましたね。

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既に午後8時を回っており、そろそろ店じまいの雰囲気……。
慌ててまだ開いている屋台で鶏のカラアゲ大(¥500なり)を購入しました。

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思いがけず少し早目のプチ花見を楽しむことが出来ました。

(写真:小暮拓矢)

旧車に遭遇

昨日の午後、建築計画敷地からの帰り道、なにやら可愛いモノを発見しました。

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昔のスバルです。

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どうやらここは廃業した中古車屋さんの模様……。
いずれもボロボロの状態ですが、その形はテントウムシのようで実に可愛らしいですね。
家へ連れて帰ってあげたかった(一見持てそうなくらい小さい)のですが、既に金喰い虫が一匹いるのであきらめました(笑)

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初めて見るダイハツの旧車(名前不明・上写真)など他にも色々な旧車がいましたよ。

「土浦亀城邸」設計:土浦亀城 1935年

昨年の初秋、建築家・半田雅俊さんのご尽力で土浦亀城邸を見学することが出来ました。
たいした予備知識もなく、コルビュジェ風白い箱スタイルの物真似だろう、などとタカをくくっていたのですが、
実際に拝見して己の不明を恥じました。

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確かにパラペットを立ち上げ緩い勾配屋根を隠すなど無理をしてキュービックな外観を作り出していますが、
敷地の高低差を上手く利用したスキップフロアによる明快な構成、住む人(おそらく夫人が対象)に優しく配慮された細部納まりの数々など、
とても70年前の住宅とは思えません。

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長い年月を経て勿論傷んでこそいるものの、住宅としての構成は今でも十分に通用します。
と言いますか、この住宅は依然として現代住宅の規範となり得るのです。

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70年前から何も進んでいない……、私達建築家はこれから何をどう作らねばならないのか?
帰り道にそんなことを自問していました。

東京の木

2月のはじめ、建主のO夫妻と西東京にある材木屋、浜中材木店さんへ行きました。

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現在夫妻の住まいを設計しているのですが、彼らの希望は東京にある森林で伐採された木を用いること。
二人とも森林保全のボランティアに積極的に参加しており、その際に山主の方々と知合い懇意にしているのだとか。
私達も仕事柄、材木屋へ顔を出すことは珍しくありませんが、製材途中の原木などをそばで見て香りを感じるのは、やはり楽しいものです。

東京の木を使うのは初めての経験ですが、どんな木に出会えるやら、ちょっと楽しみです。

「ひまわり」前川清

月曜日に前川清さんのCD「ひまわり」を借りてきました。
会社で雑用をしながら、カラオケ用に覚えようという不純な動機によるものです。

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ところが何度も繰り返し聴いているうちに、涙がボロボロ出てきて止まりません。
メロディが良いのは勿論、あらためてよく聴くと歌詞も実に良いのです。
柄でもないですが、若い頃のホロ苦い想い出を呼び覚まされたのですね、エヘヘ。

遅まきながら、これはとてもよい曲ですね。
作詞作曲は福山雅治さん、美男である上に音楽の才能も凄い!
いつもより抑え気味な前川清さんの歌も実に素晴らしい!
なんだかとても好い気分になりました。久しぶりに感動を与えてくれた「ひまわり」に感謝。
今度カラオケで歌いますよ。

炎の効用

最近仕事のアイデアが思うように湧かず、スランプ状態が続いております……。
建築家・村野藤吾は、良いアイデアが浮かばないと具合が悪くなったとか。
巨匠には遠く及ばぬものの、私もスランプになると欝状態に陥ります。

そこで昨晩は気分転換に焼肉屋さんへ行きました。
真っ赤におこった炭火で、タン塩、カルビ、サムギョプサルを焼く、焼く、焼く!
肉をサンチュで包み、生ビールと共に喉へ流し込み、合間に豆腐チゲも少々。
うまいっ!

気が付くといつの間にか欝状態から脱し、すっかり楽しい気分になっていました。
酔いのせいではありません。
火を見ながら肉を焼くことで、知らず知らずリラックス出来たのです。
炎には、人間にとって癒しの効果があるのですね。
頭では分かっているつもりでしたが、この日、あらためて再確認した次第です。

結城へ

1月6日、家づくりの会のお仲間である茨城の小谷野栄次さんを訪ねました。
小山駅まで車で迎えに来ていただき、途中「アルテリオ」(設計:池原義郎)を約15分間、駆け足で見物しました。

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その後小谷野氏設計のU邸へ。建主ご夫妻にお話をうかがいながら2時間ほどジックリと見学させていただきました。
この模様は「家づくりニュース」に後日掲載予定です。

帰りに結城市にある「つむぎの館」へ寄り道。
ここでは結城紬の織り実演や体験が楽しめ、小物や反物が購入できます。

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あいにく一日中雨降りでしたが、結城は再度訪れたい魅力的な城下町でした。

新年おめでとうございます

新年おめでとうございます。

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昨年は大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

平成19(2007)年元旦
山本成一郎

自然薯

先般畑をご案内いただいたTさんとMさんから立派な自然薯が届きました。

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自然薯を傷つけずに掘るのは、とても大変と聞いています。
実にありがたいことです。
せっかくですから、年越し蕎麦を山かけにして頂くことに致しましょう。