9月の我が家の収穫物です。

9月2日
ゴーヤ

9月7日
爆裂寸前のゴーヤ、その後冷蔵庫の中で爆裂してしまいました……。

9月10日
ナス

9月17日
ナス、大豆と化した枝豆、ミニトマト、ワケギ

9月26日
ナス、大豆と化した枝豆、ワケギ

9月30日
キュウリ、ゴーヤ、大豆と化した枝豆、ミニトマト、ワケギ
涼しくなりキュウリやナスが再び元気を取り戻しつつあったところへ昨日の台風17号襲撃。
幸いナスは大丈夫でしたが、キュウリとゴーヤは葉や実が吹き飛ばされてしまいました……。
9月29日の土曜日、家づくり学校2年生の第4回「古材・再生素材」に参加してきました。

詳細は家づくり学校公式ブログの石黒隆康さんによる記事をご参照ください。
(写真:石黒隆康さん)
9月半ばに播いたタマネギの種が発芽しました。

品種は「泉州中高黄」(サカタのタネ)。
3年前に購入した種の残りゆえ、いささか不安でしたが、特に問題無いようです。
音楽を好まれたという香淳皇后のご還暦記念として建設された桃華楽堂。
花弁を模した屋根、テーマごとに各面張り分けられた外壁モザイクタイル、エントランス棟の緩やかな曲線を持つ屋根やバルコニー。
建築家・今井兼次(1895~1987)の設計です。

学生時代、今井の弟子である建築家・池原義郎先生からこの建物について講義を受けました。
その時は殆ど理解出来なかったのですが、長い年月を経てようやくその素晴らしさが分かってきたように思います。
先日触れた村野藤吾といい、モダニズム建築の主流から少し距離を置いた建築家達に、今強く惹かれる私です。
ようやく実り始めた僅かな稲が、色付く前から雀に食い荒らされています。

今年は種籾の確保すら危ういかもしれません……。
9月16日の日曜日、長谷川堯の建築セミナー「村野藤吾から20世紀建築を視る―複眼的近代建築史のこころみ」 第2回「戦後村野の出発点―世界平和記念聖堂をめぐる考察」を拝聴してきました。
折しもこの日は目黒区民まつり・SUNまつり、会場である目黒区美術館一帯は大賑わい。

今回は、建築家・後藤慶二(注)の設計作法と絡めつつ村野の作品「世界平和記念聖堂」(重要文化財)についてのお話です。
聖堂建設にあたり設計競技を行った結果該当作品無しとなり、その後同審査員であった村野が設計者として選定された事の可否についてはさておき、
「この聖堂の魅力は、主たる内陣部分よりも小聖堂その他付加部分の造形にある」
との長谷川先生のご指摘は、現地を訪れた私の印象と合致するものでした。

それとともに、これらの造形が晩年の「谷村美術館」へと発展・昇華して行ったという事実に、一人の建築家が生涯をかけてある種のモチーフを追い続ける事(村野の場合、それは複数ありますが)の大切さを感じた次第です。
(注)後藤慶二(1883~1919)
建築家。司法省営繕技師として「豊多摩監獄」等を手掛けた。
村野は学生時代に後藤の講義を受け、影響を受けていた模様です。
9月15日の土曜日、家づくり学校1年生の第4回「歴史から考える」の講師をさせていただきました。

詳細は家づくり学校公式ブログの白崎泰弘さんによる報告記事をご参照ください。
(写真:白崎泰弘さん)