映画「転校生」と尾道

「転校生」は、監督:大林宣彦、主演:小林聡美、尾美としのり、による映画です。
私が高校2年生の春のこと、友人のK君から「無料招待券があるから」と誘われ、なんの期待もせずに見に行きました。
ところが上映終了後、私は感動のあまり席を立つことも出来なかったのです。
家に帰ってもなんだか落ち着きません。当時大好きだったテレビ番組「俺たちひょうきん族」も上の空で眺めていました。
観たい、また観たい…。
結局、翌日もお金を払って映画館へ入ることになりました。
以来、友人を半ば脅迫して映画館に連れ込むことに情熱を注ぎ、何十回観たことでしょう。犠牲者はかなりの数にのぼる筈です。
この映画を観たおかげで、高校生の間、なんとなく楽しい気持ちで過ごすことが出来ました。
映画というのは凄い力を持っているものなんだ、と思い知らされた最初でもあります。
以来ずっと、小林聡美さんが私の憧れの女性です。

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さて、この映画の何が私を感動させたのか、正直良く分かりませんでした。
でも尾道へ行きたい、行かねばと思いました。
当時の「キネマ旬報」に「画面に溶けてしまいたくなった」という論評が載っていましたが、私もまさにそう思ったのです。
高校2年生の夏、初めての一人旅でした。
新幹線で福山に着いて、ここから尾道までは普通列車に乗り換えです。
福山城のシーンもあったことだし寄ってみるか、と駅を出ました。
おそらくここが撮影場所だ、と思われる所へ行くと、ひとりの男が佇んでいます。
「邪魔だなぁ、早くどこかへ行ってしまえ」
などと思いつつ彼が去るのを待っていると、その男が話しかけてくるではありませんか。
そして話をするうちに、困ったことに彼が私と全く同じ目的で尾道を目指す旅行者であることが分かりました。
彼は私より少し年上で、ちょっと根暗そうな人でした。
でも話が合わない訳がなく、その後3日間も仲良く一緒に行動したのです。
一人旅ではなくなってしまいましたが、楽しく懐かしい思い出です。

目黒川の桜

我が社のそばには目黒川が流れています。

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川沿いに桜並木が続き、今日も美しく咲いていました。

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このような風景を見ると、仕事で荒んだ気持ちも和らぎます。

東中野の菜の花と桜

自宅の最寄り駅であるJR東中野駅近くには、線路土手に菜の花、側道に桜並木があり、毎年開花を楽しみにしています。

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満開時を見逃してしまったのですが、今日もまだ十分綺麗です。

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跨線橋では大勢のカメラマンがシャッターチャンスを狙っていました。

「S邸のリ・フォーム」 設計:川崎君子

3月18日に家づくりの会主催の住宅見学会に参加しました。
川越の蔵造商家の建ち並ぶ通りから少し歩いたところに川崎君子さん設計のS邸があります。

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写真で拝見していた時には、縁桁を省いていること等に違和感があったのですが、実見してその意図が分かりました。
なるべく余計な線を消し去り、庭を引き立たせるための演出だったのです。
低めに抑えた空間のプロポーション、玄関脇の壁に設けられたハッカケ納まりの横連子、刷毛目を残したシックイ塗り、天井際に目地を設けて浮かせて見せる等々、
高価な材料を用いることなく数奇屋の美学を表現していて、心地好い雰囲気を醸し出しているのです。
まだまだ勉強しなければ、と思いました。

(写真は家づくりの会HPから拝借しました)

オレオレ詐欺

ついこの間まで新聞その他で話題になったオレオレ詐欺。私とは無縁のことだと思っていましたが、似たような出来事がありました。

私が仕事に出ている昼間、70過ぎの母親に電話がありました。
「お宅の息子さんがN駅近くで不純異性交遊の疑いで捕まっています。ついては緊急に50万円振り込まないと、示談に出来ず、刑事事件になりますよ。」
母も大したものです。
「宅には息子はおりませんザァーマス。」と言い返しました。
すぐに電話は切れたそうです。
後で母に聞くと、「本当だったらどうしようかと思った」などと言い、息子への信用が限りなくゼロに近いことも分かりました(笑)

皆さんもこんな経験、おありですか?

散歩

設計作業に行き詰ると、散歩をします。気分転換になりますし、体を動かすことで脳が活性化するような気がします。
会社のそばに目黒不動尊と都立林試の森公園があります。ここが私の散歩コースです。
目黒不動尊は、「甘藷先生」の名で知られる青木昆陽ゆかりの寺として有名です。毎月28日には参道に市が立ちます。
一昨日はことのほか好い陽気でしたので、仕事を一時中断して散歩に出かけました。

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河津桜の花がきれいに咲いていました

人の縁について思うこと

土蔵のある家」で、不思議な因縁を感じることがありました。

この仕事は福島の先輩Mさんから紹介された仕事で、建主とはそれ以前にお会いしたことはありませんでした。
ところが、建主のお兄様が偶然にも私の父と知り合いでした。
また、建主が通う小唄教室のお仲間が、姉の友人のお母様でした。
さらに、建主が檀家を勤めるお寺に、特攻隊で戦死した私の伯父と祖母(故人)の手紙が残されていたのです。
福島県の太平洋側に原町(ハラノマチ)というところがありますが、特攻隊はここから出発したそうで、そのため遺族会がしばしば現在の
自衛隊基地を訪れたそうな。祖母の手紙というのはおそらくその関係でしょう。

10年ほど前、師・広瀬鎌二の下で最初に担当した仕事は、宮崎県にある「西都原古代生活体験館」でした。
伯父は西都原(サイトバル)古墳群のすぐ向かいにある新田原(ニュウタバル)基地で最後の補給をした後、フィリピンで戦死したということで、
工事期間中に両親が西都を訪れ、現在の自衛隊基地で献花をさせていただいたこともあります。

「西都原古代生活体験館」といい「土蔵のある家」といい、会ったことの無い伯父が、そっと私を護ってくれているような気がしています。

バーバラ・ヘンドリックス「黒人霊歌集」

17歳の頃、バーバラ・ヘンドリックスの「Negro Spirituals」に出会いました。
レコード屋で流れていたのが気に入って即座に購入したものです。

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「しずかに揺れよ、懐しのチャリオット」を聴いて、不覚にも涙を流しました。なぜだか私の感情を揺り動かしたのです。
三浦淳史氏による解説に
「黒人霊歌は(中略)そのもっとも暗い表現においても、希望があり、そのもっとも陽気な歌においても、反省がある」
と、あります。
あれ以来、元気が無い時はこの曲に励まされてきました。
今でもとても大事なレコードです。

我が家に来る鳥たち

我が家にある猫の額のような庭でも鳥たちが訪れます。
スズメ、カラス、ハトは勿論ですが、シジュウカラ、ツグミ、ヒヨドリ、ごく稀にジョウビタキ、ウグイスなどもやって来ます。

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私が好きな鳥は、梅の花が咲く頃やって来るメジロです。
ツバキや梅の花の蜜が好物のようです。大きさも色合いも可愛らしく、なんとか写真に撮ろうと思うのですが、すばしっこくて未だかないません。
この鳥を見かけるようになると春が近いのを感じます。

(画像はミニネットZOOさんから拝借しました)

山寺で見た猫

今日から日々徒然に感じたことを書いていこうと思います。

2月中旬に山形の親友M君を訪ねました。
大変喜んでくれ、山寺へ連れて行ってくれました。

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冬なので観光客はほとんどいません。鐘楼で猫が昼寝をしていました。
私が近づいてもピクリとも反応しません。袴腰の土台にちょこんと寝ているのが、とても可愛いですね。