大分肌寒くなってきた東京地方。
出先で落葉が風に吹かれていました。
大分肌寒くなってきた東京地方。
出先で落葉が風に吹かれていました。
10月13日、家づくり学校1年生の第5回講義「木から考える」が行われました。
今回の講師は古川泰司さんと松本直子さん。
前半は古川さんのお話。
ご自身の著作「世界で一番くわしい木材」と「木の家に住みたくなったら」を参考書に、我が国の家づくりでは欠かすことの出来ない杉や桧等針葉樹の事を中心にお話くださいました。
日本の山の憂うべき現状を改善する為には大いに杉材を使うべきである、その際はどのような点に注意すべきか等々、基本的な事を押さえつつも、深く考えさせられる講義でした。
松本さんは木材に限らず自然素材にこだわった家づくりを実践されている建築家です。
今回は木材、中でも広葉樹について、カタログから規格品を選ぶのではなく産地と繋がり自在に用いる独自の手法に特化して、お話くださいました。
これは「素材から考える」での泉幸甫校長のお話に通じますね。
我が国の森林の現状を睨みつつ積極果敢に活動されているお二人の講義は、学生達にとってかなり刺激的だったのではないでしょうか?
(2012年10月17日 家づくり学校公式ブログより転載)
今日は安芸の宮島へ。
ちょうどお祭りだったらしく、威勢よく御輿を担ぐ人々と遭遇しました。
写真は渡し船から見た夕陽です。
我が家の竹垣を作り替えました。
いささか華奢な作りゆえ、耐用年数は10年程度。
とは言え、その趣きは他に代え難いものがあります。
PC内のデータを整理していて、4年ほど前の写真を見付けました。
林試の森公園にてオオシオカラトンボを素手で捕獲した際の一葉。
翅脈(しみゃく・注)が何とも言えず美しいですね。
いつもながら自然の作り出す形には感心させられます。
(注)「翅脈」とは、昆虫類の翅(はね)に見られる分岐した条脈のこと。
黒米がようやく頭を垂れ始めています。
しかし、いささか問題発生……。
健全な穂もある一方
約半分がこのように白くなってしまいました。
肥料が足りなかったのでしょうか?
平成24(2012)年10月10日追記
アフコ・秋山農場の秋山直樹さんから下記ご教示いただきました。ありがとうございます。
「スカスカの白い穂は『白穂』といいます。肥料不足でなく生育障害です。
出穂開花のときになんらかのトラブルがあり、受粉できていないと思われます。」
建築家・吉田五十八(1894~1974)は、20世紀における伝統的日本建築の変革者でした。
主として住宅建築において、伝統的要素とモダンなそれとを融合した新しい座敷の形を創出し、その形は当時の誰もが共感するところであったがゆえ、瞬く間に全国へ波及しました。
現代和室の雛形は吉田作品と言って差し支えないのではないでしょうか?(本人は下手な模倣をされて困ると「饒舌抄」で述べています)
吉田は社寺建築においても、現代建築として如何にあるべきかを模索しました。
写真は満願寺です。
中国や朝鮮のそれと異なる我が国特有の緩やかな軒反りを主たるエッセンスとして継承する一方、仏教伝来以降外来の形ほぼそのままに保持されてきた組物を排し、モダニズム建築同様外部に構造を表出しています。
現代の我々から見ると、優美で軽やかな屋根と鉄筋コンクリート造ゆえの野太い柱梁を持つ軸部とがいささかアンバランスに感じられますが、当時としては斬新且つ先鋭的な試みであったに違いありません。
9月の我が家の収穫物です。
9月2日
ゴーヤ
9月7日
爆裂寸前のゴーヤ、その後冷蔵庫の中で爆裂してしまいました……。
9月10日
ナス
9月17日
ナス、大豆と化した枝豆、ミニトマト、ワケギ
9月26日
ナス、大豆と化した枝豆、ワケギ
9月30日
キュウリ、ゴーヤ、大豆と化した枝豆、ミニトマト、ワケギ
涼しくなりキュウリやナスが再び元気を取り戻しつつあったところへ昨日の台風17号襲撃。
幸いナスは大丈夫でしたが、キュウリとゴーヤは葉や実が吹き飛ばされてしまいました……。
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