木漏れ日

先日僅かの時間ですが新宿御苑を散策しました。
毎日パソコンと睨めっこばかりしている私にとって、木々の緑が目に優しく感じます。

01img_0533%e3%83%bb130517%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b301%e3%83%bb161118%e5%9b%9e%e8%bb%a2%e3%81%97%e3%81%a6web%e4%bf%9d%e5%ad%98

写真はその木漏れ日です。

家づくり学校1年生第1回「素材から考える」

いよいよ家づくり学校第五期が開講しました。
5月5日は1年生第1回、泉幸甫校長と濱田昭夫さんによる講義「素材から考える」。

01r0026503%e3%83%bb130505%e6%88%90%e4%b8%80%e9%83%8e%e6%92%ae%e5%bd%b1%e3%83%bb450x300%e3%81%ab%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%bb%e7%b8%ae%e5%b0%8f161118web%e4%bf%9d
泉校長からは、既製部品のアッセンブルだけに陥りがちな設計手法からの脱却、そのために必要なフットワークの重要性を

02r0026508%e3%83%bb130505%e6%88%90%e4%b8%80%e9%83%8e%e6%92%ae%e5%bd%b1%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%97100%e3%83%bb%e7%b8%ae%e5%b0%8f450x300
濱田さんからは、敷地の特性に応じた素材の選択、素材を組み合わせる際のコンポジションや端部処理の重要性についてお話しいただきました。

実に濃密な二時間半で、もっとお話をうかがいたいと思ったのは私だけではないのでは?
受講生の皆さん、今年一年、どうぞよろしくお願い致します。

(2013年5月17日 家づくり学校公式ブログ より転載)

家づくり学校修学旅行2013(その8)

翌日、延泊組は青森県立美術館へ(設計:青木淳 2006年)。
レンガという素材に染み付いた固定観念(おそらくそれはノスタルジックなもの)を払拭しようというのか、全てを白く塗り潰し極めて平板な扱いにしています。

01%e7%9f%b3%e9%bb%92%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ae%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%82%88%e3%82%8a%e3%83%bb%e7%b8%ae%e5%b0%8f161118web%e4%bf%9d%e5%ad%98

先に見学した仙田作品前川作品では空間構成に序列(ヒエラルキー)を与えそれを明快に表すことに腐心しているのに対し、この美術館では各々の要素が放り出され偶発的に隣り合っているかのような印象(実際には建築家による周到な操作があると思われますが)。
茫洋とした迷路的な空間が、絶対的な価値観を見出しにくい現代という時代を、見事に表現していると感じた次第です。

長々と書いてまいりましたが、修学旅行のお話はこれにておしまい、また来年を楽しみに筆を置く事に致します。
幹事の椛澤・村田・宮野のお三方、見学の際にご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。

(写真は石黒隆康さんのブログ記事から拝借しました)

関連記事
家づくり学校公式ブログ「家づくり学校・修学旅行(その3)

タマネギの間引き

ずっと放置していたタマネギの間引きと移植をようやく行いました。
完全に時期外れであります……。

01r0026541%e3%83%bb130519%e6%88%90%e4%b8%80%e9%83%8e%e6%92%ae%e5%bd%b102%e3%83%bb161118web%e4%bf%9d%e5%ad%98

さて、間引いたものはどうやって食べようかしらん?

テントウムシ

01img_0531%e3%83%bb130516%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%9702%e3%83%bb161118web%e4%bf%9d%e5%ad%98

「よいしょっと」

イチゴ結実

イチゴの実が生り始めました。

01r0026535%e3%83%bb130516%e6%88%90%e4%b8%80%e9%83%8e%e6%92%ae%e5%bd%b101%e3%83%bb161015%e5%9b%9e%e8%bb%a2%e3%81%97%e3%81%a6web%e4%bf%9d%e5%ad%98

収穫が楽しみです。

竹林

都内某所を散策中に竹林と出会いました。

01r0026492%e3%83%bb130503%e6%88%90%e4%b8%80%e9%83%8e%e6%92%ae%e5%bd%b102%e3%83%bb161118%e5%9b%9e%e8%bb%a2%e3%81%97%e3%81%a6web%e4%bf%9d%e5%ad%98

竹が風に揺られる様はなんとも風情があります。

02r0026493%e3%83%bb130503%e6%88%90%e4%b8%80%e9%83%8e%e6%92%ae%e5%bd%b103%e3%83%bb161118%e5%9b%9e%e8%bb%a2%e3%81%97%e3%81%a6web%e4%bf%9d%e5%ad%98

下を見れば、筍(タケノコ)として食される事を免れた苗が大きく生長していました。

稲の育苗

発芽した種籾を土に植え替えました。

01r0026446%e3%83%bb130501%e6%88%90%e4%b8%80%e9%83%8e%e6%92%ae%e5%bd%b1161118web%e4%bf%9d%e5%ad%98

丈夫で元気な苗に育ちますように。

新宿御苑大温室 設計:日本設計 平成24(2012)年

所用で四谷三丁目へ行った帰り、新宿御苑へ寄り道し大温室を見学してきました。

01-a03img_0480%e3%83%bb130429%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%bb%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%ba%e8%a3%9c%e6%ad%a3%e3%83%bb

構造部材の殆どが現場溶接による組み立てで、おそらく建設には相当な技術力を要したのではないでしょうか?
その甲斐あって、透明感溢れる美しいガラス建築となっています。

02-b04img_0504%e3%83%bb130429%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%ba%e8%a3%9c%e6%ad%a3%e3%83%bb%e7%b8%ae%e5%b0%8f600x600%e3%83%bb%e6%98%8e%e3%82%8b

一方、建物南側を西から東へ歩きつつ眺めると、あたかも屋根架構が回転するかのように感じられます。
この視覚的効果は建築家が狙ったものでしょう、非常に斬新な手法と感服致しました。

家づくり学校修学旅行2013(その7)

弘前市斎場の見学をもって修学旅行は終了です。
しかし、折角青森まで来たのだから延泊してひとつでも多く建築を見たいと思うのが人情というもの。
そこで帰路に就く皆さんを見送った後、石黒隆康さん等数名と青森に投宿、荷物を置くや直ちに「ゆうぎり」へ。

01130331%e5%b0%8f%e7%96%87%e3%81%95%e3%82%93%e6%92%ae%e5%bd%b1facebook%e3%82%88%e3%82%8a%e3%83%bb%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e7%b8%ae%e5%b0%8f161118web%e4%bf%9d%e5%ad%98

これは白魚、いわゆるひとつの踊り食いです(←長嶋茂雄さん調で)。
この他、烏賊の刺身や粕汁等、盛り沢山。
いずれも誠に美味でありまして、気の置けない仲間達との青森の夜は楽しく更けて行きました。
(つづく)

(写真は小疇知子さんから拝借しました)