先週、大学院の講義へ行った際

近くの葡萄(ブドウ)畑で結実が始まっていました。

「中尾さん、今日もねじれていますね」
「イヤ、志乃がね」
擁壁からはみ出した排水枡。
たいした高低差でないとは言え、

土圧に耐える処置は為されているのでしょうか?
5月31日の夕焼けは大変美しゅうございました。

しかしながら、Y先生、電線が邪魔です……。
以前家づくりの会の広報誌に「自分は特定の宗教を信ずる者ではない」などと書いた私ですが、
その後よくよく考えてみた結果、自分は紛れもなく仏教と神道の両方を信ずる者だと自覚するに至りました。
正月には神社にて参拝をし、八百万の神の存在を日々なんとなく意識していますし、
一方で輪廻転生や因果応報等の仏教(それが我が国独自の発展を遂げたものだとしても)の教えを信じ、事あらば寺や墓にぬかづき合掌している次第。

明治維新以前のいわゆる神仏習合の形、それが最も私の宗教観に近いように思いますし、
おそらく我が国の大部分の人がそうなのではないか、と考えます。
(写真は奈良公園の鹿、神の遣いとされています)
入院中、ほぼ毎日妻が面会に来てくれました。
僅か30分足らずですが私にとって貴重な時間。
何しろ生来のお喋りが一日中静かにしていなければならないのです。
ふだん喋れない分、面会時には機関銃の如く話し続け発散。

妻を正門まで見送ってから振り返ると、毎夜こんな景色が広がっていました。
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