新井薬師梅照院の白龍権現水。

全くの門外漢ですが、水口が双龍(そうりゅう)なのは珍しくないでしょうか?
昨日の続きです。

泉屋博古館東京を出る頃には、空はもう暗くなり始めていました。
小ぶりな造りで良い美術館(設計:日建設計、施工:住友・銭高・大成特定建設工事共同企業体、2002年竣工)ですね。

帰りは南北線六本木一丁目駅を目指して歩きます。
泉はしから見下ろす桜並木も美しゅうございます(3月29日撮影)。

泉ガーデンプレイスのエスカレーターを下りて行くと途中にも桜が。
これは染井吉野より赤味が強い別品種です。

さらに下りて行くと2層に渡る大きなリバーウオール(滝)がありました。
さてお腹が空きました。中野まで戻り夕食にしましょう。

「ノルマンディーの浜」 1907年 油彩・キャンバス
今回の展示で撮影OKの作品は此れだけ。
一緒に展示されていた此の絵の為の沢山の習作を、大変興味深く拝見しました。
巨匠と比べるのは大変不遜ながら、仕事の進め方が私達建築家に良く似ているような気が致しまして……。
さて、その他に私が魅せられた作品は、購入した作品集から御覧に入れましょう。

「舞子(静の舞」 1908年 油彩・キャンバス
同時代の画家達と比べ、明るく鮮やかな画風が実に良いです。

「加茂の競馬(くらべうま)」 1913年 油彩・キャンバス
これもまた然り。きっと絵具の性質を熟知していたのでしょう、100年以上の時を経ても決して退色する事無く美しい色彩を保っています。

ちなみにコチラは鹿子木がフランス留学で師事したシャン=ポール・ローランス(1838〜1921)の作品。
「イレーヌ」 1896年 油彩・キャンバス
当然ながらお師匠様の作品も素晴らしかったです。私は「年代記」(1907年 油彩・キャンバス)にも惹かれました。
やはり本当の本物は違います!
前日の物足りなさを補って余りある素晴らしい展覧会でした。
帰り道での様子はまた明日。
(注)以下、備忘録として私が魅せられた他の作品も記しておきます。
「黄昏」 1905年油彩・キャンバス
「ショールをまとう女」 1906〜7年 油彩・キャンバス
「某未亡人の肖像」 1912年 油彩・キャンバス
「書斎に於ける平瀬介翁」 1915年 油彩・キャンバス
「母の像」 1914年 水彩・紙
「アブニューオッシュ」 1916年 油彩・キャンバス
「放牧」 1919年 油彩・キャンバス
「木の幹」 不明? 油彩・キャンバス
「光を求めて」 1933年 油彩・キャンバス
今日のもう1曲は、60年代音楽好きの私向けにYouTubeが作成したミックスリストの中からコチラの曲(1968年)を。

当時の世相を反映してでしょう、何ともサイケなアルバムジャケットでありますが、曲は普通に美しいですよね。
惜しまれつつ若くして亡くなったマイケル・ジャクソン(1958~2009)。
今日は、今でも私が愛聴して止まないジャクソン5の名曲(1969年)をどうぞ。

ちなみに私が此の曲の良さを再認識したのは、1980年頃にTVで観たグラハム・パーカー&ルーモアのライブがきっかけでした。
ご参考までに彼等の演奏はコチラからどうぞ。
先述の通り六本木駅で下車し、待ち合わせ場所として有名な喫茶店「アマンド」のある交差点に出ると

向かいのビル上部に、可愛らしい羊の看板を発見!
これは「ISHIWATA」と読むのかな?
調べてみると、手芸界隈では有名な、輸入毛糸を扱う「石綿糸店」さんのビルのようです。
このように上手くデザインされた看板は、街並みを豊かにしてくれますよね。
3月29日の日曜日は泉屋博古館東京で開催中の「特別展 生誕151年からの鹿子木孟郎-不倒の油画道」へ。
前日に続いて2日連続の美術鑑賞となります。NHK「日曜美術館」で紹介されていて興味を持った次第です。

行き掛けの大江戸線東中野駅ホームにて、こんな貼り紙が。
君は「とあらん」を知っているか?
さて六本木駅で下車した訳ですが、駅前に居られたボランティアガイドの方々に伺うと「六本木一丁目駅(南北線)が最寄り」との事。
下手こいた~!(←小島よしお調で)
ガイドの御二人は地図まで下さいました。御親切に心より感謝です。

しばらく歩いて、アークヒルズ前の歩道橋を渡ります。
橋の周りに咲き乱れる桜を撮影する人々多数。私も染井吉野を激写。

美術館へ至る此の道はスペイン坂と呼ぶのだそうな。
坂の両脇に染井吉野が植えられており、丁度見頃の様子💛

早くも散り積もりたる花びらもまた、いとおかし💛
さあ、お花見はこのくらいにして、美術館を目指しましょう。
昨日の続きです。
美術鑑賞の後は、西新宿から淀橋まで出て、神田川沿いを東中野駅まで歩いて帰る事に致しましょう。

住友不動産新宿グランドタワーの足元では様々な桜が咲いていました。
写真は「江戸彼岸」、染井吉野と比べるとピンク色がやや強めです。

神田川沿いを歩きます。染井吉野は未だ満開とは言えないかしらん?(3月28日時点)
それにしても野放図に広がる超高層の建設は風景を台無しにする事が良く分かりますね……。

東中野到着後は久しぶりに「酒と肴と手打ちそば 睦リンク」さんで一杯。
写真は刺身の盛合わせ。上左から鯖(サバ)、鯛(タイ)、鰹(カツオ)、下左から鰊(ニシン)、ホタルイカです。

帰宅後はデザートに三食だんご(山﨑製パン)など。
少し早めのお花見でしたが、適度な運動にもなり、美味しい肴とお酒も更にお団子も頂き、大変楽しゅうございました。
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