ウォーキング途中、夜の公園にて。
東山魁夷の「円山公園の桜」を思い出しながら撮影してみました。
ウォーキング途中、夜の公園にて。
東山魁夷の「円山公園の桜」を思い出しながら撮影してみました。
我が家がお世話になっている御霊神社(ごりょうじんじゃ)。
その裏手、ごりょう坂に面する苔むした階段。
この辺り一帯も、擁壁や階段には大谷石が用いられています。
「あの人は優しそう。餌くれるんじゃない?」
「イヤ、よく見ろよ。意地悪そうな顔付きだよ」
「じゃあ、あっちの女の人は?」
富貴寺大堂(ふきじおおどう・国宝)、数少ない平安時代の貴重な遺構。
軸部の古代的な力強さと優美な屋根形状の絶妙な組合せに魅せられます。
満開の桜が美しいのは言うまでもありませんが
春の日差しの下、その影もまた魅力的です。
染井吉野の花の色は、絵でも写真でもなかなか再現しにくい微妙な薄紅色です。
これは比較的本物に近い色合いで撮れたように思うのですが、如何でしょうか?
林芙美子記念館にて一服しつつ「花粉症は辛いなあ」と呟いていたら
ここにも絶賛開花中の立派な杉の木があったのでございます……。
以前も御覧に入れた、近所の木蓮が満開です。
この美しさ、私のヘボ写真では到底お伝え出来ません……。
建築会館(注1)の外部階段。
簓桁(ササラゲタ・注2)の目地を何処に入れるか?
案外こんな些細な所に建築家の拘りが露呈するものです。
(注1)建築会館は、秋元和雄の設計で、1982年に完成しました。
(注2)「簓桁(ササラゲタ)」とは、階段を下から支える登り桁。上端が階段形状に合わせギザギザに加工されている事からこの名があります。
ここではコンクリート段板端部へ施すモルタル仕上げの事を便宜上そう呼んでいます。
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