私はプランターを用いた野菜づくりを趣味としています。毎年ミニトマトを育てていますが、実が割れてしまったり皮が固くなってしまったりと、お店で売っているような物を収穫するのはなかなか難しいものです。
トマトは南米の高地が原産地。赤道に近い場所ゆえ日中は高温となるものの、標高が高いので夜間は結構冷え込みます。そして乾燥し石ころが混ざるような痩せた土壌。そんな場所で生まれた野菜を日本のような高温多湿の場所で育てるには、それなりの工夫がいるようです。

美味しいトマト栽培で有名な永田農法では、なるべく原産地に近い環境を作って育てるのだとか。
雨に当てないようビニル等で覆う、肥料分の無い土を用意する、水や肥料を出来るだけ与えないようにする、苗を植え替える際に根を切って刺激を与えてやる、などなど。先祖帰りを促す一種のスパルタ栽培ですね。
この方法、なんだか人間教育にも有効なように思うのは私だけでしょうか?
(NPO法人家づくりの会メールマガジン2011年4月号より転載 一部修正)
日本建築家協会・関東甲信越支部の市民向けサイトにて昨年7月に杉並区立八成小学校で行われた空間ワークショップの様子が紹介されています。
実はこの記事、不肖ワタクシメが構成とイラストを担当。
その中で以前ご覧に入れた象さんの絵を使いました。

でも小さ過ぎて象さんがよく分かりません……。

いささか悔しいのでコチラに拡大版を載せておきます。
(上の画像は前述のHPから拝借しました)
家づくりの会が新しい本を出しました。

山本も少しだけ執筆しています。
よろしければ書店で手にとってご覧ください。
[住宅]設計監理を極める100のステップ
発 行 エクスナレッジ
定 価 3,360円(税込)
著 者 NPO法人家づくりの会
以前は植物にマッタク関心が無かったワタクシメ。
変われば変わるもので、プランター菜園を始めてからは道端の雑草にまで目が行くようになりました。

これは、目黒にいた頃、散歩中に見付けたヒメツルソバ。
擁壁と舗装とのわずかな隙間から生えていました。
この写真を撮影したのは、目黒不動尊裏手にある墓地から下る細い坂道。
ずいぶん前ですがTV番組「ちい散歩」で地井武男さんも歩いていました。
少し遅くなりましたが、今日メイクイーンの種芋を植え付けました。

陽に当てるのをスッカリ忘れていたにもかかわらず、シッカリ芽が出ています。

半分に切って

植え付けました。
この上に5~6センチ、土をかぶせます。
種芋はまだ余っており、さらに昨夏余ったデジマの種芋も植え付けたいものの、肝心の土が不足……。
ホームセンターで追加の土を買ってこなければいけません。
三月半ば頃から目に見えて小麦が元気になってきました。

とは言え、去年の今頃は既に穂が出ていましたので、成長は大分遅れています。
この後の稲作への移行を考えると、いささか心配……。
やはり種蒔きが遅過ぎたかしらん?
昨日、久しぶりに目黒川のたもとを歩きました。

現在桜(ソメイヨシノ)の蕾はこんな感じ。
開花までもうしばらく時間がかかりそうですね。
電線に鳥が止まっています。
普段見かけるヒヨドリやムクドリとはどうも違う……。

なんとインコでした!

お首を自在にクルリンパ。
おそらくペットが野生化したのでしょうね。
平成23年3月25日20:53追記
最初は本記事の題名を「オウム(鸚鵡)」としておりました。ところが、調べてみるとこの鳥がインコの一種だということが分かりました。
そこで題名ならびに文章を訂正させていただきます。
「暑さ寒さも彼岸過ぎまで」と言いますが、いつまでも寒い日が続く東京地方。
早く暖かくなることを願って、春らしい写真をお目にかけましょう。

これは、目黒にいた頃、昆陽先生(注)のお墓近くで撮影したハナニラです。
そろそろ咲き始めているかもしれませんね。
(注)青木昆陽は江戸時代中期の学者。さつまいもの栽培を広め当時の人々を飢饉から救ったことで有名です。
昆陽先生のお墓は瀧泉寺(目黒不動)の本堂裏手にあります。