正月休みに歓喜院聖天堂(国宝)を再訪しました。

何度来ても新たな発見があり勉強になります。
父が生前お世話になった東京慈恵会医科大学附属病院には、幾つか古い建物が残っていました。

関東大震災からの復興期に建設されたこの棟も、残念ながら取り壊されてしまったようです。
(注)同棟は、慈恵会建築部(高松政雄)の設計で、昭和5年(1930)年竣工とのこと。
昔からJR高田馬場駅ホーム前に建つ質屋さん。
かつては此処には「ポルノ噴水」と呼ばれる物が存在し、知る人ぞ知る名所でありました。
それは、貴乃花関(今話題の親方の御父上)と裸の女性が向かい合い噴水をグルグル回るという、
子供であった私には何とも刺激的なものでありまして……。

今では建て替えられ、垂直落下式カスケード(?)に変わっています。
街が健全になって良かった、と公式には表明しつつ、心の底では、あのイカガワシイ雰囲気も悪くなかった気も……。
大江戸線の路線色は

赤なのか、はたまた赤紫なのか、どちらでしょうか?
2月13日に淡交社から「英訳付き ニッポンの名前図鑑 日本建築・生活道具」が発売されます。

山本が監修をさせて頂きました。
よろしければ書店で手にとってご覧ください。
(写真は淡交社のHPから拝借しました)
大理石のモザイクタイルでしょうか。

綺麗ですが、角の納まりが惜しい……。
とは言え、私だったらどうやって納めるかしらん?
高島屋タイムズスクエアのペデストリアンデッキからのエントランス。

現代的解釈でリ・デザインされた此のオーダーは、誠に上手いと思うのであります。
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