明らかに建築家が関与したと思われる住宅の煉瓦塀。
煉瓦もモルタル(セメント)も硬い素材ですが、このように目地部分を大きく取ると柔らか味が出るから不思議です。
明らかに建築家が関与したと思われる住宅の煉瓦塀。
煉瓦もモルタル(セメント)も硬い素材ですが、このように目地部分を大きく取ると柔らか味が出るから不思議です。
落合斎場のコンクリート塀にて。
この夏初めて見る蝉の抜け殻です。
都内某所にて
我々世代の早大建築学科出身者が、入学するなりトレースさせられた建物。
大多喜町役場、昭和34(1959)年竣工、設計は今井兼次先生(注)。
不勉強なワタクシメ、実際に訪れるには約30年後を待たねばなりませんでした……。
(注)今井兼次(1895~1987)は日本の建築家。
主な作品に、早稲田大学図書館、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、碌山美術館、日本二十六聖人殉教記念館、遠山記念館など。
早稲田大学教授として後進の指導に当たりつつアントニオ・ガウディやエストベリ等に関する先駆的な研究論文を遺した。
なお「大多喜町役場」は、その後平成24(2012)年に建築家・千葉学氏の設計により改修増築され、現在もその姿を見る事が出来る。
西武新宿線の座席。
ライオンズカラーの青、という事でしょうか?
俳優・加藤剛さんの訃報を知りました。
氏は、私達の世代にとって正統派二枚目俳優の代表格だったのではないでしょうか?
何と言ってもTVドラマ「大岡越前」での奉行役。
養生所医師役の竹脇無我さん(この方も故人です、嗚呼……)とのハンサム揃い踏みは同ドラマの見所の一つでありました。
このドラマの音楽は、「水戸黄門」の其れと共に既に私のDNAに書き込まれているに相違ありません。
映画では「砂の器」の音楽家役が氏の代表作なのでしょうが、個人的にはもう1作。
題名を失念しましたが、下記のような話。
加藤剛扮する主人公は、妻である岩下志麻との幸せな生活を、事故に遭遇した事で捨て去る決断をし、もはやこの世に存在しない人間として生きる(その際の愛人は市原悦子!)。しかしその後、妻が自分の生存に気付いている節があると知るや元の生活に戻りたくなり、家政婦、もとへ、悦ちゃんを捨て元の家に帰ってみると……。
こんな怖い内容の映画でございましたが、若かりし加藤さんのカッコよさは、男の私でも痺れる程でありました(どなたか題名が分かる方、御教示下さい)。
またしても昭和を代表するスターがこの世を去ってしまいました。
心から御冥福をお祈り致します。
「我こそは此の動物園の王である」
Copyright © 2025 山本成一郎設計室 All rights Reserved.