
埼玉県戸田市にて

埼玉県戸田市にて
近所の墓地で満開の躑躅(ツツジ)が

西日を受けて輝いていました。
満開の八重桜の下

散り積もりたる花々もまた、いとおかし。

要黐(カナメモチ)の花が咲き誇っています。
我が家の屋上で繁茂するイネ科と思しきこの植物。

何という名前でしょう? どなたか御存知の方、御教示賜れば幸いに存じます。
(追記)
友人I君が教えて下さいました。雀の鉄砲(スズメノテッポウ)だそうです。ありがとうございます。

新橋にて、銀杏の若葉。
聖橋を渡った際、工事用バリケードを良く見ると

青竹を模している事に気付いたのでございます。

韮(ニラ)の天然ドライフラワー。
アパートの橙色の壁面に

自転車置場の影が映り込んでいました。
(注)「光のタトゥー」とは、大都会の構築物が偶発的に作り出す光の妙を、デザイナー・川畑博哉氏が名付けたもの。
御興味のある方は、氏の写真集「光のタトゥー」(K PRESS)とブログを御参照ください。
弊社事務所「きぐるみ」の天井には、肩車をしたお化け”兄弟”や四つ目小僧、
F.ベーコンの描く鬼気迫る表情に似た人物、逆さまのタコ、長い舌の伸ばした蛇たちが、子孫を増やすように一列に複製されこちらを見ている。

以前は、杢の続く天井や御影石など、材料の見開き模様で普請を楽しんでいたけれど、今日では芯へと向かう桂剥きの表情の方が馴染みがあるのかもしれん。時間軸の切り取り方、表層の扱い方然り。
工場も大きくなり、流通も複雑化する中で、製作ロットのまま盛替えもせず現場で貼り付けるのも今や難しいだろうに、と棟梁と対話しているようで、妖怪たちに元気付けられている。
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