3日前、神田川にて

兄弟・小田桐君が韓国旅行へ行って来たのと
先日「上小沢邸」に別れを告げたのとで

広瀬鎌二先生の、こんな写真を御覧に入れたくなりました。
2007年、韓国の石塔を巡る旅の際の一葉です。

広瀬はレンガ壁を好んで用いていましたが

この半枚イモ積み部分は、将来の拡張を見越した仮の壁、という扱いだったようです。
事実、神保氏は一部をガラス窓に改修し、見事に生まれ変わらせています。

この塀も神保哲夫氏によるものですが

尋常ではない納まりで、且つ、極めて美しい……。

上小沢邸と最後のお別れをしてまいりました。

上小沢先生、奥様、これまで幾度と無く見学させて頂き、誠にありがとうございました。

(注)上小沢邸は我が師・広瀬鎌二の設計で1959年に完成しました。
その後、建築家・神保哲夫氏による度重なる改修により、オリジナルを超えた素晴らしい空間が創り上げられていったのです。

また一人憧れのスターが逝ってしまわれました……。

心より御冥福を御祈り致します。

(写真は氏のHPから拝借しました)

花見の後は未だ肌寒いので近所の店へ。

ちなみに私はジンジャーエールです……。

(注)山本は皮膚疾患の為、お酒を飲む事が出来ません。

「おう、この桜吹雪が目に入らねえか？」

(上原美術館にて)

木曜日の夜、夫婦で神田川沿いを少しだけ散歩しました。

木によって咲き具合はマチマチですが、ライトアップされた桜は実に美しゅうございました。