
サッカーファンのお住まいに違いありません。

サッカーファンのお住まいに違いありません。
元々は数奇屋風であったと思われる住宅。

木部は敢えて白く、外壁は橙色に塗り、全く様相の異なる民家となっています。
夕焼け雲が様々な色に染まる頃。

それを眺めるのは私にとって至福の時間です。
建築史家でありつつ建築家としても数々の問題作を世に問い続ける藤森照信氏。
そんな氏の手になる「高過庵(たかすぎあん)」(2004年完成)。

ツリーハウス的に見えますが

樹皮は真鍮釘で留められています。

無理矢理歴史的建造物で探すと、日光東照宮・唐門や拝殿(いずれも国宝)の柱レリーフに、同様の手法を見出す事が可能。
歴史を深く知るが故の豊富な技術的知見に根差しつつ、敢えて斬新な造形を求め続ける藤森氏。
これからも目が離せません。
冬、寒風吹き荒ぶ中を歩いていると

路面の暖色すら有難く感じてしまいます。
東北新幹線の車窓より。

アパートの配色に惹かれました。
神保町にて、いわゆる看板建築。

唐破風に2連アーチ、自由奔放なのであります。
JR大久保駅前にド派手な外壁のお店ありけり。
飲み屋と思召せば、いざ確かめに行かんと欲せども

飲酒医者に禁じられる身なれば、諦めて帰途に着けり。
口惜しや。
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