以前、博多山笠で有名な櫛田神社を訪れた際の一葉。
「博多べい」なる土塀が復元されていました。

以下、石碑に刻まれた文言を書き写します。
天正15年(西暦1587年)豊臣秀吉の太閤の博多町割り(戦災復興都市計画)によって、たくましくよみがえった市街には「博多べい」と呼ぶ土べいが長く連なった。
郷土再興の悲願をそのままに、焼け石、焼け瓦が厚く塗り込められ、当時、重なる戦禍の焦土から奮起した根性と心意気を示して余りがある。
このたび、博多三商傑の一人、島井宗室の屋敷跡に380余年の風雪に耐えた、最後の「博多べい」が四散の危機に直面するに当って、広く志を集め、ここに移築再建した。但し右方は断面を表す。
千葉県立安房南高等学校旧第一校舎見学会時に窓から見えた別棟が

木造真壁造の天然スレート葺きでした。
とあるビルの駐車場出入口の庇。

折角の良いデザインなのに、鏡と鳥避けが美観を損なっているのが残念……。
自分だったらどう解決すべきかしらん?
根津神社・拝殿前の狛犬、阿吽の阿。

そのユーモラスな表情は勿論、開いた口の隙間から奥の緑が見えるのが面白くてパシャリ。
歓喜院聖天堂にて。

この猫は、牡丹に止まる蝶を狙っているのでしょうか?
JR新橋駅の汐留側に建つ、新橋駅前ビル。早稲田建築の雄・佐藤武夫の設計によるもの。

写真は1号館で、向かって右側に道路を挟んで2号館があります。
外観は私もあまり好みではありませんが、全体として見るに、随所に手仕事の要素を適度に盛り込んだ佳品ではないかと。
今後も引き続き写真を御覧に入れる所存であります。
(注)佐藤武夫(1899~1972)は日本の建築家。現在の佐藤総合計画の創設者であります。
先に戯言を載せましたが、若い頃は嫌いだった金魚や錦鯉を

今ではむしろ好むようになりました。我ながら不思議なものです。