旧渡辺甚吉邸のサンルーム。内田青蔵先生のお話中だというのに

腰に張られた此の美しい模様の石に目が釘付けになりました。
10年前に撮影した田園調布駅、未だ真新しい感じの頃です。

私は3歳頃まで此の付近に住んでおりましたので、なんとなく懐かしい気が致します。
我々の住む世界が、これだけフェイク素材で溢れているのなら

いっそ敢えて偽物だけで構成された建築があってもおかしくはありません。
例えば上写真の擬石は、偽物の使い方として十分成功している、と私には思われるのですが……、さて?
もう10年近く前、確か西武新宿線・上石神井駅で撮影した、鉄道職員専用の階段と通路。

その素っ気無い無骨さに惹かれて撮影したものです。
何度か車で前を通り過ぎた事があり、いつか訪ねてみたいと思っていた東長寺。
我が愛読書である、「新建築」1994年10月臨時増刊「和風建築 ―水澤工務店の施工術―」に掲載されていたからでもあります。

水盤の上に浮かぶ回廊と本堂、想像通り優れた現代寺院でありました。
(注)東長寺は、入江・三宅設計事務所+水澤工務店の設計により、昭和64(1989)年に完成しました。

このタイプの手摺は良く見ますが

アングルを用いているのは初見かもしれません。
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