弊社事務所「きぐるみ」の天井には、肩車をしたお化け”兄弟”や四つ目小僧、
F.ベーコンの描く鬼気迫る表情に似た人物、逆さまのタコ、長い舌の伸ばした蛇たちが、子孫を増やすように一列に複製されこちらを見ている。

以前は、杢の続く天井や御影石など、材料の見開き模様で普請を楽しんでいたけれど、今日では芯へと向かう桂剥きの表情の方が馴染みがあるのかもしれん。時間軸の切り取り方、表層の扱い方然り。
工場も大きくなり、流通も複雑化する中で、製作ロットのまま盛替えもせず現場で貼り付けるのも今や難しいだろうに、と棟梁と対話しているようで、妖怪たちに元気付けられている。
駅のホーム下に見える、アングルだけで組み立てられたタラップ。

それに魅せられて写真を撮る私は、やはり異常なのでしょうか?
ずっと放置していた我が家の屋上は、ほぼ和蘭耳菜草(オランダミミナグサ)に占領されていますが

そんな中、胡瓜草(キュウリグサ)も所々で咲いていました。
植田俊彦さん達による我が家のこの壁には

何度も書いていますが、本当に日々飽きる事がありません。
恵比寿駅で妻と待ち合わせ中

小雨そぼ降る夜の街に魅せられパシャリ。

赤信号とテールランプの光る様もまた美しゅうございました。
慶應病院の花壇に咲いていた

ビロードのような質感のチューリップに惹かれてパシャリ。
放置していた我が家の屋上に、たった一輪ながら蓮華草の花が。

諦めていたので誠に嬉しゅうございました。