この秋は雨が多いですね。
我が家の小麦栽培では稲作用のプランター(?)を転用しているため、こう雨降りが続くと、水が溜まってしまい世話が大変です。(注)

これが我が家の小麦畑。
右の6個が10月半ばに、左の5個が11月中旬に種を蒔いたものです。
写真では分かりませんが、左の畑でも小さな芽が顔を出し始めています。
発芽するなり鳥が引っこ抜いてしまうので、そろそろネットで覆わねばなりません。
さて、大分成長した右側の畑では、そろそろ麦踏みをしなければならないようです。
なんでも麦踏みとは、麦の幼い葉茎を上から踏みつけることで、霜柱を防いで根張りをよくするとともに、麦が伸びすぎないようにする作業なのだそうな。
勝手が全く分からぬものの、思い切って踏んでみました。

こんな感じでよいのでしょうか?
もしも全部ダメになってしまったら悲しいので、右6個のうち、麦踏みは4個だけにしておいた小心者の私です(笑)
(注)小麦の収穫後、再び稲作に転用することを目論んでいるので、底に穴を開けられないのです。
遅めの昼食に出た後、目黒不動尊の縁日(毎月28日)へ寄り道しました。
土曜日とあって、大変な賑わいです。

よい匂いに惹かれ、私もおでんなど少々。
ついでに缶ビールも♪
仕事中なので、モチロン1本だけですよ(信じてください)。
9月の末に種を蒔いたタマネギの苗が込み合ってきたので、今月半ばに間引きをしました。

この通り、かなり抜きました。
ネギ類は間引いたものも薬味として頂けるのでよいですね。

現在こんな感じ。
なお、悲し過ぎるプランターについては、例によって見なかったことにしてください(笑)
もう少し間引いた方がよいかしらん?
そろそろ根ごと引き抜いて天日干ししようと思っていたタカノツメですが、まだ全体の三分の一くらいの実が青いママです。
そこで赤い実だけを選んで収穫することに。

インターネット上で可愛らしい結び方(干し方)が紹介されていたので真似してみました。
秋も深まり、木々の葉が大分色付いてきましたね。

写真は新宿御苑で撮影したもの。
池に映る黄葉を眺めながら、セザンヌはこんな景色を見てあの画風を思い付いたのかもしれないな、などと空想に耽っていた私です。
少し前のこと、関東某所で進行中の工事現場へ行ってきました。
完成までは色々と差し障りがありまして多くを語れないのですが、これが完成予想図。

木造2階建て(一部鉄筋コンクリート造)の児童福祉施設です。
コンクリート壁部分の配筋検査ならびにスリーブ(配管用の穴)位置のチェック等を行いました。

この日は11時から5時半まで、ぶっ通しで打合せ(昼飯抜き!)
普段からおしゃべりな私ですが、最後はさすがにシワガレ声になってしまいました(笑)
帰り際に空を見上げると、赤く染まったヒツジ雲。

大分日が短くなりましたね。
(2009年10月22日 NPO法人家づくりの会ブログ「まちに出た、建築家たち。」より転載 一部修正)
少し前のこと、父が植木鉢で育てていた山芋を収穫しました。

5年くらい放置していたら、さすがに生長の限界だったのでしょう、表土が盛り上がってきたそうです。
狭い鉢の中で肥大したため、なんとも珍妙な形。

すってみると自然薯と同じくらい粘りがあります。
とろろご飯にして美味しくいただきました。
先日のこと、群馬県某所へ工事監理で行った際、栃木県足利市にある鑁阿寺(ばんなじ・足利氏宅跡)と足利学校に寄り道してきました。

鑁阿寺参道沿いに「茂右衛門蔵」なる土蔵が保存されていたのですが、その脇に何か並んでいます。

上写真の一部を拡大したもの。
正体は石に色を塗って作った魚達でした。
可愛いでしょう?
作者の方(参道沿いにある商店のご主人だったか?)のことも合わせて以前テレビで紹介されていた記憶があります。
街並みに彩りを与えるこうした試みは、楽しくて実に好いですね。
先週末は建築見学ツアーに参加しました。このお話はまた後日。
さて、11月に入った途端に気温が下がりましたね。我が家では暖房を付け始めています。

写真は11月3日の夕焼け、夕陽を浴びて輝く高層ビル群です。
6年ほど前、中古のフォルクスワーゲン・タイプ1、いわゆるビートルに店頭で一目惚れし、その場で衝動買いしてしまいました。
スチールダッシュボードの1968年製、私より2歳年下の41歳です。

なにしろ年代物ですから、イマドキの車と異なりオートロックやパワーウィンドウなどの便利な機能はまったく付いていません。
冷房装置もありませんので、夏の運転は熱中症にならぬよう命懸けです。
最初はとても不便に感じていた諸々のことが何年か乗り続けるにしたがい快感に変わりつつあるのは、開き直りか、はたまた病気の始まりか?
冗談はさておき、皆様ご存知の通り、戦後ドイツの大衆車として大ヒットしたこの車は、自動車の原形に近いものです。
ここで私が言うところの「原形」とは、可能な限り単純化された理想モデルであり、単純であるがゆえの明快さ、力強さ、さらに簡潔さゆえの清々しさを感じさせるモノ。
約20年間建築設計に携わってきた中で私は、建築とは常に特殊解を作り続ける仕事だと認識しています。
しかしその一方で、建築には何かしらの同時代性および時代を超えた共通性が存在し、それこそが上述の「原形」と言え、いつか自分もそんな建築を作りたいと常に考えています。
にもかかわらず、愛車といい、建築作品(下写真参照)といい、「保守的でマッタク若さがないなぁ」とたまに言われてしまう私は、時代の流れにのることが出来ない人間なのかしらん……。

そういえば「時代遅れの男になりたい~」なんて歌がありました。
現在43歳、まだまだ十分若いつもりなのですが、時代遅れの男(?)としては、自身の進むべき道を間違うことなくマイペースで歩んで行きたいと思う今日この頃です。
(下写真:スパイラル/小林浩志 2009年10月「JIA Bulletin」2009年10月号「FORUM温故知新 抱負を語る」より転載)