その後も建て方は順調に進み、昨日厳かに上棟祭が執り行われました。
この地域では、鬼門に向けて弓矢を立てるのが慣例なのだとか。
昨日から建て方が始まりました(注)。
好天にも恵まれ、作業は順調に進んでいます。
(注)建て方(たてかた)とは、主要な構造部材を組み立てる事。
お茶請けに頂き物の羊羹など。
漆黒の中に散りばめられた金箔。
若い頃はこうした華やかなモノを毛嫌いしていましたが、50歳を過ぎた今、むしろ惹かれます。
伯母(亡き父の姉)が亡くなりました。享年94歳ですから大往生です。
天国に勢揃いした5人兄弟で今頃仲良く話でもしている事でしょう。
写真は4月18日の夕焼けです。
このところ家庭菜園の話を全く書かないワタクシメ。
皆様もさぞ不審に思われている事でしょう。
実は昨年から自宅の改修工事が断続的に続いており、それどころではなくなってしまったのです。
そんな放置状態の我が家の屋上で、今年もまた蓮華草の花が咲きました。
植物学者でもあった昭和天皇は「雑草という草はない」とおっしゃったそうな。
なるほど、この片喰(カタバミ)の如く雑草と呼ばれるものでも十分美しいですからね。御意。
家づくりニュース新年号に書いた通り、このたび弊社を改装致しました。
実験的に、床・壁・天井を全て構造用合板で張り回してみました。
故に名前は「きぐるみ」であります。
(写真:畑拓 2016年4月24日NPO法人家づくりの会ブログ「”まちに出た、建築家たち。”」より転載 一部修正)
睡蓮鉢を掃除のため引っ繰り返すと
ヤゴがいました。
近所のお寺で咲いていた牡丹の花。
その何とも言えぬ深い色に魅せられます。
板選びの後は、ACROGE FURNITUREにて家具の打合せ。
モノありきのデザインゆえ、材木の形状に応じて、その都度どんどん考えが変わります。
そんな変化に富んだ打合せの影響でしょうか。
喫茶店のガラスポットに映る私も、いささか変容を遂げていました。
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