またしても道を間違えて下山中、足元に何かが飛んで来ました。
よく見ると、小さな小さな椿象(カメムシ・注)でした。
(注)カメムシは、「椿象」と「亀虫」の2つの漢字表記があるようです。
先述の石蔵に使われていた伊豆石。
その採石場であった「室岩洞(むろいわどう)」を訪ねました。
照明が設置され坑道を歩く事が出来ます。
屋外側にも採掘された跡が。
以前家づくり学校で大谷石や稲田石の石切り場を訪れた事があります。
それ等の時と同様、善くも悪くも人間というものは凄いものだ、と感じ入った次第です。
「ねえ、僕も中に入れてよ、外は暑いの」
この花が咲き始めると秋の到来を感じます。
橋の上に鳩が2羽。
「何やら訳有りと思しき、その母子〜 (べベンベンベン)」
「アレ、此処で別れとは、名残惜しゅうえ〜」
「おっかさん、男には、男の道が (イヨォ) ア、あり申す〜〜 (べベンベンベンベン)」
「イヨッ、ポッポ屋!」
と言うドラマは特に無く、淡々と水浴び後の羽を乾かしておられました。
靖國神社の境内にある博物館「遊就館(ゆうしゅうかん)」。
以前も触れましたが、私の伯父は特攻兵としてフィリピン・レイテ沖で戦死しました。
その遺書や最期の日記等も此方に納められています。
(注)現在の遊就館は、前身建物が関東大震災で倒壊した事を受け、建築家であり建築史家であった伊東忠太(1867~1954)の設計で昭和7(1932)年に完成しました。いわゆる帝冠様式のひとつです。
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