とあるマンションのバルコニー手摺に目が留まりました。
1階部分は通りからの視線を防ぐためメクラ壁にしつつ、空調室外機の前だけ排気用の穴を空ける工夫。
なかなか良く考えられているなと感心した次第です。
とあるマンションのバルコニー手摺に目が留まりました。
1階部分は通りからの視線を防ぐためメクラ壁にしつつ、空調室外機の前だけ排気用の穴を空ける工夫。
なかなか良く考えられているなと感心した次第です。
前回に続き道路側ファサードを御覧に入れましょう。
建築物に込められたプリファブリケーションの思想が良く分かります。
(注)第三スカイビルは、建築家・渡邊洋治(1923~1983)の設計で昭和45(1970)年に完成しました。
芝・増上寺の経蔵。
大事な経典を保存する建物ですので防火構造となっています。
裳階(モコシ)部分は構造あらわし(其の全てを漆喰塗り)、本屋根軒裏は極めてシンプルな意匠で現代に通じます。
前川國男(1905~1986)設計の東京海上ビルディング本館(注)。
その外構床タイル。
有りそうで無い、面白い形状ですね。
(注)旧東京海上ビルディング本館(現東京海上日動ビルディング本館)は、前川國男の設計で昭和49(1979)年に完成しました。
皇居を見下ろす事になる事から物言いが付き、計画から完成まで長い時間を要してしまった為、日本初の超高層ビルの名誉を霞ヶ関ビルディングに譲った、という逸話があります。
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