歓喜院聖天堂・奥殿は縋破風(すがるはふ)部分の鳳凰。
肉眼ではこの程度にしか見えませんが
拡大して見ると、その筆致の細かさに脱帽するのであります。
どんな花でも、蕾の時の方が色濃く見えるものですが
この木蓮の鮮やかさは、私の足を止めるに十分でございました。
冷たい雨の降り続く今日の東京地方。
花水木の枝から落ちそうで落ちない、しずくに惹かれ撮影しました。
5年前、最後の一瞥。
僅かな隙間で花を咲かす、その逞しさ。
是非とも私も見習いたいものです。
春のまつりで不器用そうな木工職人から黒檀のバターナイフを買った。持ち手が平使い。
そのよじれた形にめげず、理にかなった発想を力技で削り遂げた。金属への対抗心も潜むか?
バターに浸り、馴染み、より滑らかな木肌になってきたようだ。
そのアゴ、どうした?!
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