太陽高度が下がり、早朝、庭木の影が障子に映り込む季節になりました。

以前も書きました通り、障子には杉の突板(つきいた、薄く剥いだ板)を張っています。
茶道体験の後は、「神楽坂まち歩きツアー」に参加。
神楽坂の街、これまで何度か散策してはおりますものの、街の歴史的変遷等は全く知りません。
コンシェルジェの御二人に色々と教えて頂きながら小一時間、周辺を巡りました。

如何にも神楽坂といった感じの、黒塀に石敷きの高級料亭へのアプローチ。

奥に見える建物が現役の見番(けんばん)。芸者さんを派遣する場所です。
ここで写真のコンシェルジェ・Yさんが「ゲイシャワルツ」を歌って下さいました。

風情ある一角。左手の建物は元は旅館で、山田洋二監督等が脚本執筆に利用していたのだそうな。
神楽坂はバブル後は来訪者が激減していたそうですが、再び賑わうようになったのは嵐の二宮君のおかげなのだとか!
二宮君と黒木メイサさんが出演した神楽坂を舞台にしたTVドラマにより、若いファン達が大勢ロケ地巡礼に訪れるようになったのだそうです。

そんな訳で毘沙門天には嵐のラストコンサート当選を願う絵馬が幾つも掛けてありました。

まち歩きの最後に本堂の前で記念写真。
これまた大変楽しゅうございました。御案内下さったコンシェルジェの御二人に厚く御礼申し上げます。
Threadsに皆さんがアップする飼い猫画像に日々癒されています。
私も載せたいですが飼っていないので、他所様の子を1枚。

ふくねこ堂のルイ店長をもう1枚。
起き上がって「伸び~」しているところです。
土曜日は、神楽坂まち飛びフェスタの一環で行われた着物deお茶会に夫婦で参加。
会場は毘沙門天こと善國寺の書院です。
私自身は神楽坂とは縁も所縁もございませんが、妻の職場が此の街にあるのであります。
なお此の御茶会は東京スバルライオンズクラブの主催によるもので、会費の一部は新宿区内のこども食堂に寄付されるのだそうな。

主旨に沿って妻は着物で参加。

此の日11月1日は、開炉(かいろ)と云い炉が使われ始める日なのだそうです。今回は諸般の事情により電気炉を用いています。

私が一番楽しみにしていた御菓子は亥の子餅(いのこもち)、「神楽坂五十鈴」さん作。
一服目は普通に頂戴しました。ちなみに御抹茶は「神楽坂銘茶楽山」さんのもの。
二服目は茶筅(ちゃせん)を用いて自分で御茶を点てる事に挑戦。なかなか難しいものですね……。
小一時間の茶道体験、無作法な私でも、なかなか楽しゅうございました。
YouTubeが勝手に作成してくれるミックスリスト。
そのまま聴き続けていたら知らない曲が始まりました。それが実にカッコイイのです。
歌が始まると、これまたとても良い、私好み💛

その歌はKIRINJIの「千年紀末に降る雪は」(2000年)でありました。
流行り物に疎い私は全く知らないバンドでしたが、調べてみるとほぼ同世代。
なるほど、だから感性が合うのかしらん?
いずれにせよ久しぶりに素晴らしい作品と出会えて、嬉しくて堪りません。
数回に渡り記しました通り、数十年ぶりに月島周辺を散歩していて、ふと思い出しました。
随分前に、故・山城新伍さんの監督で、同じく既に故人の渡瀬恒彦さんが主演を務めた映画を劇場で観た事を。それも佃島が舞台だった事を。

調べてみると、作品名は「せんせい」、公開は1989年でした。
脇をかつての銀幕のスター達、すなわち故・梅宮辰夫さん、故・千葉真一さん、故・松方弘樹さん、そして北大路欣也さんが固めた、ほのぼのとした実に良い映画だったと記憶します。
機会があれば、もう一度観てみたいものです。
都内某所にて遭遇。

何らかの理由により屋外階段に後から壁を付けたようで、手摺等が痕跡として残されていました。
お菓子の話ばかりで恐縮ですが……。

昨日御覧に入れた模型のS君がUSJへ行ったそうで、クラスの皆へ御土産を買ってきてくれました。

私も漁夫の利でストロベリー味をひとつゲット。ありがとうございます。
誠に美味しゅうございました。
娘夫妻の新婚旅行のお土産です。
したがってやむを得ないのです。ですよね?

包装が可愛い💛

やや小ぶりで、小デブな私向き💛
誠に美味しゅうございました。
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