本日午前、大学院演習課題の最終発表が行われました。
名取・鈴木チーム、櫻井・関チーム、そして我が内田・山本チームによる別々のエスキースチェックを毎週3回受け、
次第に設計の密度を上げて行くという難易度の高いものです。

講義初頭から内田先生と二人でずっと指摘し続けて参りました、「コンセプトが決まれば自ずと形態も出来上がる」という彼等の幻想。
それに捉われてしまい結果的に建築を完成させる事が出来なかった学生諸君は、自作についてさぞや不満足な事でしょう。
その悔しさ・やり足りなさを、来年からの社会人としての仕事へ是非活かして下さい。
御活躍を心より祈念しております。
東洋大学朝霞キャンパスにて。

御自作の椅子に腰掛け、裸眼で仕事をされる内田祥士先生です。
千葉県は鴨川、日蓮上人誕生の地に建つ誕生寺。
写真はその祖師堂(市有形文化財)です。

巨大な屋根に相応しく、大棟はさながら海鼠壁(注)の如し、であります。
(注)「海鼠壁(ナマコカベ)」とは、土蔵造りの建物の外壁仕上げの一。
方形の平瓦を並べ四隅を釘止めとし、目地に漆喰を盛り上げてその断面を海鼠形(半円形)にしたもの。(「建築大辞典」より)

「由佳里さん、またも予約をすっぽかし申し訳ございません」
我が家の完成からほぼ丸一年が経ちました。
檜(ヒノキ)と山桜をしましまに張った床には

御覧の通り、僅かな隙間すら見当たりません。
ちなみに私達夫婦は暑がりで寒がりなのでエアコンは目一杯使用した上での事。
タマケン・小島正明棟梁の技の凄さに、改めて畏敬の念を抱くのであります。
是非また仕事を御一緒しましょうね。