ニュー新橋ビルの階段2種類。

壁のタイルは、先述の物同様工芸的、しかも凹凸付き。

こちらの階段は優美な弧を描きます。
いずれも壁とは縁を切っており、階段の自律性・躍動感を強調しているようです。
先般東京都から発表された耐震上で問題のある大型建築物。
残念な事に、その中にニュー新橋ビルも含まれていました。

かつて此処の2階にあった調剤薬局を何度か利用しました。
少し前に便所を借りるついでに再訪すると、2階はまるで風俗店街の如きイカガワシサ……。
慌てて逃げ出て参りました次第。
建築物としては手作りの良さが豊富に詰まった佳品であり、いずれ取り壊しになるのが惜しまれます。
引き続き、この建物の美しい部分を幾つか御紹介して参りましょう。
(注)「ニュー新橋ビル」は、松田平田坂本設計事務所(現・松田平田設計)の設計で昭和46(1971)年に完成しました。

再び坂道に惹かれて

「奥さん、大きな声では言えないんだけどね……」

夏、東伊豆にて

坂道には何故か惹かれてしまいます。
西新宿にて。

川畑博哉氏言うところの「光のタトゥー」(注)です。
(注)「光のタトゥー」とは、大都会の構築物が偶発的に作り出す光の妙を、デザイナー・川畑博哉氏が名付けたもの。
御興味のある方は、氏の写真集「光のタトゥー」(K PRESS)とブログを御参照ください。
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