先に歓喜院聖天堂・拝殿向拝の阿吽の虎について触れました。
その梁を支える肘木に当たる部分で、飛龍も
阿(右脇間、阿の虎下右)
吽(右脇間、阿の虎下左)
阿(左脇間、吽の虎下右)
吽(左脇間、吽の虎下左)
と両脇間それぞれ一対に配されています。
そして以前御覧に入れた成獣である龍は、中央間に鎮座しているという関係性です。
なお、中央間寄りの2匹(写真2・3枚目)に御注目下さい。
これらには翼が無く、魚のヒレが付いています。その訳は?
些か長くなりますので、続きは次回にお話致しましょう。