親和銀行東京支店(設計:白井晟一 1963年)

白井晟一の親和銀行東京支店の取り壊しが始まっています。
私はこの建物が大好きで、銀座を歩くたび見に行っていました。

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花崗岩張り低層部の艶かしさ、それとは対照的な硬い表情の濃紺タイル張り高層部。
その境は少し引込ませて有孔ブロンズパネルを配し、上部が浮いているように見せています。
近代建築の巨匠の作品ですら、わずか40数年で消え去っていきます。
悲しいことです。