哲学堂公園にある絶対城(注)にて。
波模様の蟇股(カエルマタ)が用いられていました。
(注)以下、同公園HPより抜粋します。
絶対城(大正4年10月建立)
木造二階建・寄棟(腰折屋根)越屋根付・桟瓦葺一部鉄板葺・二重・外壁鉄板張・玄関陸屋根平屋・鉄板葺
万巻の書を哲学界の万象とみたて、それを読み尽くせば「絶対の妙境」に到達するという寓意から図書館を絶対城と名づけました。
圓了の蔵書を中心とした図書館で、内部右側に国書・漢書を左側に仏書を収蔵していましたが、図書館本来の目的は果たさず今日に至っています。
階上は観念脚と呼ばれる部分で、現在はとりこわされている屋上には観望台を置いていました(山本注:先般の修復工事で屋上も復元されています)。