宮崎研修旅行2日目は、ランバー宮崎さんへ。
ここでは専ら木材加工と防腐処理のみを行っているとのこと。
斜めや円形の加工も難なく処理しているのに驚かされます。下写真はデモ用に様々な加工を施したもの。
その後一行を乗せたバスは北へ進路をとり、日向市駅(設計:内藤廣)を目指します。
杉の集成材を多用した駅舎は端正でありながら親しみやすくもあり、こんな駅が東京にもあればなぁ、と羨ましく思います。
窓外の美々津の街並みに後ろ髪をひかれつつ、今度は西都原古墳群へ移動。
史跡内に建つ西都原古代生活体験館(設計:広瀬鎌二+文化財保存計画協会)を見学しました。
実はこの建物、私が修行時代に設計監理を担当したもの。
皆さんへの説明係を仰せつかり話に夢中で写真を撮り損ねた私を、ご一緒した古川泰司さんが写してくれたのがこの一葉。
今回の旅で宮崎の杉材や最新のプレカット技術について見識を深めることが出来、私自身は杉の集成材に特に興味をそそられました。
(おわり)
(一番下写真のみ古川泰司さん撮影 2009年10月25日家づくりの会ブログ「まちに出た、建築家たち。」より転載 一部修正)