建築家・藤原昭夫さんのお話に感銘を受ける

2月10日、私が所属している家づくりの会で会合があり、建築家・藤原昭夫さんから、氏が長年開発を進めておられる集成材を用いたFM工法についてのお話をうかがいました。
家づくり学校「構造から考える」の回でも少しお話いただいたのですが、この日はより詳細な内容。

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実物大モックアップの燃焼実験を何度も行い防火構造や準耐火構造の認定を取得したり(!)、建設する度に見付かる不具合等を少しずつ改良していったそうです。そしてその進化は今なお続いています。
私がしている伝統構法の仕事ともかなりの共通性があり、大変刺激を受けました。
私より20歳近く年長でおられる藤原さんの「僕はある時からこの仕事を一種の天命と思って続けている」とのお言葉に深い感銘を受け、自分もまだまだ頑張らねばと思った次第です。

(写真は昨秋見学させていただいた藤原さんの作品「昇龍木舎」です)