1月8日、建築家・藤原昭夫さんのご好意により、氏が開発されたDEWS工法を用いた工事現場を、家づくり学校学生有志で見学させていただきました。
DEWS工法とは長尺の集成材パネルを用いた工法。詳しくは氏が主宰する結設計のホームページをご参照ください。
電線や道路標識に阻まれながらのクレーン操作は、もはや芸術の域に達していました。
このように2階分の高さの集成材パネルを1枚ごとに鉄骨土台に固定します。
建て方の段取りは事前にかなり詰めておく必要があるとのこと。
藤原さんご自身が、この工法を開発した主旨から細部の納まりまで詳しく解説してくださいました。
氏から学生達への最後のメッセージは、
「皆が、このくらいのことなら俺でも私でも出来る、と思って色々と自分なりのやり方を考えて始めてくれると嬉しいな。」
ご自身で建築を一から組み立てて工法を開発している藤原さん。
唯一無二であることの凄さ、素晴らしさが、きっと皆に伝わったのではないかと思います。
(2011年1月10日 家づくり学校公式ブログより転載)