伝建地区見学の後は、中谷宇吉郎雪の科学館(設計:磯崎新 1994年)へ。
2階に位置する六角三連の塔(雪の結晶がモチーフ)がエントランスとなっています。
階段を下り展示室へ。
雪を作る実験を見学する我々。
ジョイストスラブを用いた無柱空間に円筒状のブース等が配されています(この写真のみ松本啓介さん撮影)。
人工霧を発生させるスロープ状の中庭。
奥にあるティールームのガラス越しに柴山潟が望めます。
見返せば象徴的な六角塔が。
建物前面にスロープ状の造成を行い、2階レベルへと誘うランドスケープ。
基壇と上部構造という明快な建築構成。
展示室から中庭を経て屋上へとスロープを折り返して用い遠近感を強調する仕掛け。
磯崎氏の非凡さを再認識した次第です。
(つづく)
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