大多喜町役場

我々世代の早大建築学科出身者が、入学するなりトレースさせられた建物。
大多喜町役場、昭和34(1959)年竣工、設計は今井兼次先生(注)。

01(20150720_181745)0.2度回転・トリミング縮小300×600・空のみ露光量ガンマ0.33・建物のみシャープ・背景のみ明るさ+20

不勉強なワタクシメ、実際に訪れるには約30年後を待たねばなりませんでした……。

(注)今井兼次(1895~1987)は日本の建築家。
主な作品に、早稲田大学図書館、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、碌山美術館、日本二十六聖人殉教記念館、遠山記念館など。

早稲田大学教授として後進の指導に当たりつつアントニオ・ガウディやエストベリ等に関する先駆的な研究論文を遺した。
なお「大多喜町役場」は、その後平成24(2012)年に建築家・千葉学氏の設計により改修増築され、現在もその姿を見る事が出来る。