モーリス・ユトリロ展

先日、SOMPO美術館で開催中(今日まで)の「モーリス・ユトリロ展」へ行ってまいりました。


まずは入館前に記念撮影。


「郊外の通り」(1908~9)油彩・厚紙
場所を失念してしまいましたが、私が子供の頃に多分百貨店で行われた展覧会で見た絵です。
約50年ぶりの再会であります。


同部分詳細。


「可愛い聖体拝受者」、トルシー=アン=ヴァロワの教会(N県)(1912)油彩・カンヴァス
これまた久しぶりの再会。
石膏等を油絵具に混ぜる彼の手法は、意外にも然程厚塗りではありません。


ちなみに妻は此の日も和装で参戦。
帯の柄を良~く御覧下さい(笑)

少年時代にあんなに感動したユトリロの絵なのに、今回は大して魅了されず……。
私の眼が肥えたのか、それとも歳をとり感性が鈍ってきているのか? いずれにせよチョッピリ悲しい気持ちで帰路に就きました。