6月11日、コンサートに行きました。
芸術音痴のはずの父がどういうわけか券を入手し、「自分は都合により行けないので、お前にやる」と回って来たものです。
もちろん私にとっては願ってもない話。
ノルディック管弦楽団とゲスト(トランペットのオーレ・エドワルド・アントンセンさん、ピアノの今川映美子さん)の共演です。
演目は以下の通り。
ラーション トロンボーンの為のコンチェルティーノ作品45の7
リンドバーグ トランペット協奏曲「アクバンク・ブンカ」(日本初演)
メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第2番ニ短調作品40
シベリウス 即興曲「春の歌」作品16
ベートーベン 交響曲第7番イ長調作品92
最初の曲で素晴らしいトロンボーンを聴かせてくれたクリスチャン・リンドバーグさんは、同楽団の首席指揮者でもあります。
2曲目はそのリンドバーグさん自身の作曲。民族調メロディあり、現代音楽調あり、ジャズ調あり、と変化に富んだ魅力的な作品でした。
そして何よりもリンドちゃん(私が付けたリンドバーグさんの愛称、以下同じ)の指揮棒を振る仕草がとてもチャーミングなのです。
舞台衣装も素敵で(お色直し2回)、気が付けば私は、リンドちゃんの虜になっていました(笑)。
早速休憩時間にホワイエでCDを物色したところ、買った人には公演終了後にサイン会に参加出来る特典があるとのこと!
当然CDを購入、終演後サイン会に参加しました。
アーティストと直接触れ合えるこのような機会に言葉が通じないのは悲しいですね。
喋れないならばせめてもと精一杯の微笑みをリンドちゃんに送ったところ、気持ちが通じたのでしょうか、満面の笑みを返してくれ、さらには握手までしてくれました。
クラシック音楽には極めて造詣の浅い私ですが、いずれの曲もとても心地よく、よい気分転換になりました。