前回の続きです。
今日は私が同展で魅せられた笄(こうがい)を御覧頂きましょう。
笄とは「日本髪後部の髷(まげ)に横(水平)に挿す細長い形状のもの。『髪掻(かみかき)』が語源とされ、1680年代に登場した笄髷という髪型に用いられた結髪道具(後略)」なのだそうな(同展パンフレットより)。

上「波千鳥文様金銀透彫笄(秋田銀線細工)」 明治~大正
下「一輪牡丹に蝶文様金象嵌杵形笄」 幕末 杵形

上「鴛鴦(おしどり)鴨草花雷文(らいもん)文様蒔絵螺鈿べっ甲笄」 明治 撥形
下「文字雷文(らいもん)文様蒔絵べっ甲笄」 明治 両端幅広形

上「笹文様切子ガラス笄」 江戸~明治か 角棒形
下「花菱文蝶貝嵌装象牙笄」 明治~大正 両天

上「鶴の脛骨(けいこつ)笄」 江戸時代
下「鶴の脛骨笄両側金漆止め」 江戸時代
次回は櫛(くし)と笄がセットになった美品を御覧に入れたいと思います。
