「特別展 生誕151年からの鹿子木孟郎-不倒の油画道」へ(その2)

昨日の続きです。
漸く泉屋博古館東京に到着し、鑑賞開始。


「ノルマンディーの浜」 1907年 油彩・キャンバス
今回の展示で撮影OKの作品は此れだけ。
一緒に展示されていた此の絵の為の沢山の習作を、大変興味深く拝見しました。
巨匠と比べるのは大変不遜ながら、仕事の進め方が私達建築家に良く似ているような気が致しまして……。

さて、その他に私が魅せられた作品は、購入した作品集から御覧に入れましょう。


「舞子(静の舞」 1908年 油彩・キャンバス
同時代の画家達と比べ、明るく鮮やかな画風が実に良いです。


「加茂の競馬(くらべうま)」 1913年 油彩・キャンバス
これもまた然り。きっと絵具の性質を熟知していたのでしょう、100年以上の時を経ても決して退色する事無く美しい色彩を保っています。


ちなみにコチラは鹿子木がフランス留学で師事したシャン=ポール・ローランス(1838〜1921)の作品。
「イレーヌ」 1896年 油彩・キャンバス
当然ながらお師匠様の作品も素晴らしかったです。私は「年代記」(1907年 油彩・キャンバス)にも惹かれました。

やはり本当の本物は違います!
前日の物足りなさを補って余りある素晴らしい展覧会でした。
帰り道での様子はまた明日。

(注)以下、備忘録として私が魅せられた他の作品も記しておきます。
「黄昏」 1905年油彩・キャンバス
「ショールをまとう女」 1906〜7年 油彩・キャンバス
「某未亡人の肖像」 1912年 油彩・キャンバス
「書斎に於ける平瀬介翁」 1915年 油彩・キャンバス
「母の像」 1914年 水彩・紙
「アブニューオッシュ」 1916年 油彩・キャンバス
「放牧」 1919年 油彩・キャンバス
「木の幹」 不明? 油彩・キャンバス
「光を求めて」 1933年 油彩・キャンバス