最高裁判所

助手席から見る風景。
最高裁判所(1974年竣工)、建築家・岡田新一(1928〜2014)によるもの。

01(DSC_0497・20180530)加工(1)・レンズ補正垂直+8水平+1角度1度回転・トリミング縮小400×600・露光量ガンマ0.80・明るさ-12・シャープ

20年ほど前、故・岡田先生御自らこの建物を御案内下さるという望外の機会を得ました。
見学者は極少人数、どういう経緯で私のような者がそこに潜り込めたのか思い出せませんが、
中には故・鈴木博之(1945〜2014)先生など錚々たる方々が居らしたと記憶します。
見学時、岡田先生がユーモアたっぷりに
「全てに御影石(ミカゲイシ)を用いる訳にはいかないので、裏の方は見掛け石(ミカケイシ・注)」
と仰ったのを思い出します。
先日書いた通り、あの時は何も分かっていなかった、もっと勉強しておけば良かった、と思う次第です。

(注)要するに、見掛けを似せた擬石を採用したという意味です。