旅行最終日である11月13日、楢村徹さんにもご同行いただき、まずは「内山邸/サロン・ド・ヴァンホー」(設計:楢村徹)を見学、しかし写真は無いののだ……。
その後、修理工事中の吉備津神社(国宝)を見学しました。
先に書いた通り私はデジカメの電池を使い果たしてしまい、指をくわえて皆さんが撮影する様子を眺めていた訳ですが……
しかし!
日頃の行いがすこぶる良い(酔い?)ものですから、神様が降臨されたのであります。
その名は倉島和弥さん(別名rabiさん)、イェ~~イ♪
偶然にも全く同じデジカメをお持ちのrabiさんが電池を恵んでくださり、滅多に見ることの出来ない桧皮葺き替えの様子を撮影することが出来たのでした。
rabiさん、私は一生あなたの下僕ですm(_ _)m
その後、閑谷学校(国宝)へ。
石積みの塀や山の造成が独特です。韓国慶州の古墳群を思い出させます。
土蔵の白壁に樹の陰が落ちている様がなんとも美しいですね。
屋根瓦は備前焼きだそうです。
さらにその後は兵庫県にある浄土寺浄土堂(国宝)を見学。
これは言わずと知れた日本建築の名作。以前カーサ・ブルータス誌にも書きましたが、私にとっては国内ナンバー1の古建築です。
残念ながら写真撮影禁止のため画像はありません。
訪れたのがちょうど夕暮れ時、ゆっくりと西方浄土を再現した空間にひたってきました。
これにて家づくりの会・倉敷建築ツアーは終了です。
言葉に表せないくらい充実した旅行でした。
企画を担当された川口通正さんとご協力いただいた古民家再生工房の皆様へ心より御礼申し上げます。
(終わり)