漫画「クッキングパパ」

学校を出て勤め始めた頃、ある喫茶店へほぼ毎日通っていました。
お爺さんお婆さんの二人で切り盛りしていて、ランチメニューはカレーライスか焼きうどんのみ。
なぜこの店に通い続けたかというと、

① 不精者且つ味蕾の死んでいる私は、店やメニューを考えるのがメンドーである
② 値段が安く薄給の身には実にありがたい
③ 漫画の単行本が沢山置いてあり、気分転換にちょうどよい
④ なぜだか御夫妻に気に入られ、顔色が悪い時などに漢方薬などを頂いたりして、通わぬわけにはいかなくなった

この店で「クッキングパパ」や「ハロー・ハリネズミ」(「課長島耕作」の人の作品)などの漫画を知りました。

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特に「クッキングパパ」の博多に住むサラリーマンの生活をホノボノと描く世界は、
仕事で荒んだ生活をおくっていた私にはとても魅力的で、癒されました。

10年以上の時を経て博多へ行く機会にも恵まれ、漫画で見た店や屋台を発見すると、なんだか嬉しくなります。