7月29日、大学院で担当している「建築設計特別演習」の講評会が行われました。
この授業では、短期間で高密度の設計が求められる上、週3回別々の先生から指導を受けねばならず学生諸君の思考は混乱しがちです。
エスキースチェックの段階では先行きが危ぶまれた学生も、成果品はそれなりに仕上げ提出してきて一安心。
今年度の課題内容が復興小学校(注)の保存活用を含むものだったからでしょうか、私には、いささか手堅くまとめ過ぎのように感じられました。
とは言え、彼等は実によく頑張ったと思います。
その晩は我々教員も参加しての打ち上げ、楽しい時間を過ごしてまいりました。
(写真は大学HPから拝借しました)
(注)復興小学校とは、関東大震災(1923年)後に震災復興事業の一環で建設された小学校のこと。