前回の続きです。
ホテルを出た時から気になっていた煌々と灯りのともった御寺。
お化け等も出なさそうなので(笑)夜ですが参拝する事に。

山門を潜り、海へ向かって一直線に伸びる参道を進むと

鉄筋コンクリート造の本堂屋根が、なんと錣(しころ)葺き(注)ではありませんか!

組物は大斗肘木組。

屋根には鴟尾(シビ)が用いられており、これは間違いなく何者か歴史オタクによる設計です。
スマホで検索して直ぐに確認出来ました。
こちらの法蔵院さん、同じく錣葺きである増上寺と同じく、やはり大岡實氏(1900~1987)による設計でありました。
氏のHP内の記述がコチラ。
我ながら自分の鑑定眼を褒めて上げたい気分です(笑)
(注)「錣葺き(しころぶき)」とは、古い屋根形状の一種。
寄棟屋根の上に切妻屋根を載せた形式で、両者が一体化していないのが特徴(一体となったものが入母屋屋根)。
実例としては法隆寺の玉虫厨子がある。
ちなみに錣(しころ)とは、兜や頭巾の下に垂らされた布等の覆いの事。
