「ロックフェラー・コレクション 花鳥版画展 北斎、広重を中心に」へ(その2)

前回の続きです。
実は此の千葉市美術館、建築家の大谷幸夫(1924~2013)が設計し1994年に完成(施工:清水建設ほか)した建物で、旧川崎銀行千葉支店を曳家してその上に覆いかぶさるように(鞘堂形式で)建てられています。
いつか見てみたいと思いつつ、30年もの歳月が経過してしまいました……。漸く実見です!


正面外観。背の高い建物が正面下の旧銀行建築を覆っています。


しかし些か旧銀行からの引きが少なく、裏手に回ると銀行バルコニーと上屋の梁がぶつかりそう……。
次の建て替えの際に問題が生じそうでチョット心配です。

とは言え、意匠的には、さすが大谷先生、なかなか見所の多い建築であります。


旧銀行の花崗岩に合わせて色付けした鋳物あるいはエンボス仕上を施した鋼板(アルミ板?)が柱ほかに用いられています。


大理石を多用した階段(1階ミュージアムショップ脇)の意匠も素敵。
屋内ながら手摺にはステンレスが多用されていて誠に豪華です。

続きます。