昨夜に続き、奄美大島旅行記その59です。
帰港後、本村さんが瀬戸内町にある旧陸軍弾薬庫跡を案内して下さいました。
以下、此方様のサイトから引用(一部加筆)させて頂きます。
旧陸軍弾薬庫跡は、旧大日本帝国陸軍が建造した施設で戦前の1932年に完成したものです。
戦前・戦中は周辺の島々や更に南方地域への弾薬を供給を担う拠点であったため、その存在自体が堅く秘匿されていたと言います。
日本の敗戦による武装解除の実施に伴い、備蓄されていた弾薬は運びだされて大島海峡に廃棄され、このとき一般にその存在が知られることになりました。
この施設の内部は網の目に組まれた鉄骨を厚いコンクリートで固め、さらに銅板を張りめぐらせ空気が洩れないように、又湿気防止のため周囲は空間を設け風圧に耐えるため二重壁の構造になっているなど、当時の弾薬庫としては珍しく規模、構造とも日本で最も優れた施設であったと言われているそうです。
上述の通り、トンネルの中に入れ子状に鉄骨格子とコンクリートで作られた弾薬庫が存在します。
中に入ってみましょう。
ここに住んでいるらしく蝙蝠(コウモリ)が飛び交います。動画を御覧下さい。
近寄って見ると頑丈に造られているのが良く分かります。
蝙蝠の他に大きな蜘蛛(クモ)も居ましたが、私には種類を特定出来ません……。
ちなみに先の戦争から80年を経て、今再び奄美が前線として整備されつつあるそうです。皮肉な現実でございます……。