忌野清志郎さんの死を悼む

ブログ友達のRedさんが推薦されていた小説「悼む人」(天童荒太)を昨日読み終えました。
小説世界に一貫して流れる死生観のようなものが、話題となった映画「おくりびと」にとても近いように思え、両者の類似性・共時性についてボンヤリと考えていた矢先、忌野清志郎さんの訃報を聞きました。

不肖ワタクシ、学生時代にアマチュアバンドをしており、RCサクセションの「雨上がりの夜空に」や「ラプソディ」等数曲をエレキベースを弾きながら歌っておりました。
いわば氏は当時の私のアイドル的存在だった人なのです。

きちんとした日本語を用いて日本人ならではの楽曲を生み出した功績は高く評価されるべきだと考えます。
私が社会に出た後は、ほとんど清志郎さんの動向を追うことは無かった(生きるだけで精一杯だったのであります)のですが、しばらくして氏が癌と闘っているというニュースに触れ、かつての一ファンとしては是非とも全快してほしいと願っていたのですが……。

享年58歳とまだ若く、早過ぎる死ですね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。