先日、名古屋へ行ったついでに犬山城(注)を訪れたことは書きましたね。
天主は国宝に指定されています。
城の石垣に注目してみました。
同行した怖い人(文学部史学科出身)曰く、自然石をそのまま用いる「野面積み」から叩き割った石を積む「割り石積み」という積み方への移行期ではないか?とのこと。
石の積み方ひとつにも時代性が現れるのですね。
(2008年5月1日NPO法人家づくりの会ブログ「”まち”に出た、建築家たち。」より転載 一部修正)
(注)犬山城の沿革等については財団法人 犬山城白帝文庫のHPに書かれています。