飛天

千羽鶴に続き今日もまた入江長八の作品を御紹介しましょう。
先に御覧に入れた木彫と同様、浄感寺本堂の内陣脇間の小壁に描かれた鏝絵です。

01(CIMG7822・20180807)加工・トリミング縮小300×900・コントラスト+12・シャープ
向かって右側には1人

02(CIMG7830・20180807)加工・トリミング縮小300×900・コントラスト+25・シャープ
反対側には2人が、それぞれ楽器を奏でつつ天を舞っています。

解説して下さった方によれば、赤色には岩科学校・客間兼裁縫室の赤壁同様、珊瑚の粉が混ぜられていたそうな。
赤も青も退色していますが、描かれた当初はさぞや鮮やかだった事でしょう。