結局滝には一つも辿り着けぬまま下山し、土産物屋まで戻った私達。
先述の店のお嬢さんに「旦那さん、顔が死んでる」と笑われました。
その訳を説明しつつ、汗ビッショリだったので此処で涼を取る事とし、お土産や陶器の梟などを購入。
店を出る際に私が「空いたペットボトルを捨てさせて下さい」と御願いすると、お母さんが「あ、此処の美味しい湧き水を容れてきてあげるから待ってて」と。なんと優しいのでしょう。
今回の旅では、この御二人をはじめ、実に多くの伊豆の優しい方々にお世話になりました。
さて、取り敢えず購入した荷物を車に積み込み、何故か中国人の女の子に睨め付けられながら山葵ソフトを食し、せめてもう一つだけでもと出合滝(であいだる)へ。
その名の通り、2つの流れが出合う場所。
水の美しさ
タモリさんが喜びそうな岩々
その景色、飽く事ありや?
とは言え、山の夕暮れは早いです。
既に少し暗くなり始め、観光客も激減。何しろお店が16時に一斉に閉まります。
後ろ髪を引かれながらも、今回は7滝中2つで諦める事とし、帰路に着いたのでありました。