4年前に宮崎のK兄はじめS建設の皆さんと御一緒した瑞巌寺。
その裏手に回り小高い山を登ると、其処は陽徳院御霊屋(ようとくいんおたまや)(注1)。
向拝(こうはい・注2)に海老虹梁(えびこうりょう・注3)が無いので、随分とすっきりして見えます。
(注1)平成28(2016)年まで特別公開されていました。
(注2)「向拝(こうはい)」とは、社殿や仏堂の正面に差し出された構造物。参詣人の礼拝のためのもの。(「建築大辞典」より)
(注3)「海老虹梁(えびこうりょう)」とは、海老の胴状に湾曲した虹梁。側柱と本柱、向拝柱と本柱など、両者の柱頭に高低差がある場合に用いられる。鎌倉時代の唐様(禅宗様)建築に始まった。(「建築大辞典」より)