怠け心から小麦の播種を先延ばしにしていたら、11月下旬になってしまいました。
いい加減に種を蒔かねばなりません。
雀に対する目くらましのつもりで稲のひこばえをそのママにしておき、約3センチ間隔で深さ1~2センチの穴を堀り、その中へ小麦の種を一粒ずつ放り込みます。
すると、どうでしょう。
数日後、私が屋上へ様子を見に行くと、田んぼから沢山の雀が一斉に羽ばたき飛び去りました。
「もしや?!」と思い見てみれば、ああ無残、ほぼ全ての種が(おそらく食われて)無くなっているではありませんか……。
ヤツラにはこの程度の誤魔化しは通用しないようです。
仕方がないので、稲と同様、室内で苗を育ててから定植する方針に転換しました。
種麦をキッチンペーパーで包んだ上、水で十分に濡らし、発芽を待ちます。
稲栽培の時に行った、菜偏人さんから教えていただいた方法です。
2~3日で白い芽が出てきました。
発芽した種を直ちに育苗用の土へ埋めます。
すると、翌日にはもう青い芽が顔を出しました。
もう少し大きくなるまで室内で育て、その後所定の場所へ移植しようと思っています。