収穫した茄子(注1)から種を採ることにしました。

8月頭に実った茄子を10月末まで収穫せず、枝に付けたまま肥大させます。
随分大きくなり、色も茶色掛かってきました。
基本的に面倒くさがりなワタクシメ、この後もずっとホッタラカシに……。

すると実が腐り始め

最後はシワシワになってしまいました。

正月になってようやく重い腰を上げ、種採りを決行。

もうカサカサなのでナイフで切れ目を入れます。

割ってみるとこんな感じ。

種を爪楊枝でほじくり出します。

種に付着した実のカスがベトベトするので、こそげ落とします。

一応、採種出来ました。

これらを水に浸して選別します。

沈んだモノのみOKです。
四分の三くらいがダメになりました。

これが茄子の種、大きさは2~3㎜程度。
あとは乾かすだけです。
実は上記の方法、私が無精をして完熟した実を放置し過ぎたので、本来の採種方法(注2)とはいささか異なります。
この種を蒔いてみるつもりですが、さて上手く発芽してくれるでしょうか?
(注1)この茄子はホームセンターで接ぎ木苗を購入し育てたもの。品種は「千両2号」です。
(注2)本来の茄子の採種方法は、茶色く熟した実(一番上写真の状態)をよくもみほぐしてから、実を割って種を指でこそげ取り、種を水洗いし乾燥させる、という手順だそうです。
